土石流災害の起点から撤去した土砂を船で搬出する作業を公開 搬出は年内に終了予定 静岡・熱海市
静岡県は熱海市の土石流災害の起点付近から撤去した土砂を、県外で処理するために、船で搬出する作業を報道陣に公開しました。
土石流災害の起点となった逢初川源頭部では、県による行政代執行で土砂の撤去が進み、港に仮置きされています。
フッ素と鉛の基準値を超える汚染土砂はおよそ2万立方メートルあり、千葉県の施設で処理するための船による搬出作業が、15日から始まっています。
28日は汚染土砂が入った土のう700袋、およそ460立方メートルを積み込みました。
搬出は年内までに終える予定です。
また、関係者によりますと、7月上旬までに逢初川源頭部の残土全てを運び出し、8月末までに斜面の緑化工事を終えるということです。