新人・鈴木千佳氏が共産党公認で立候補へ 「田辺市政の転換が必要」…ハコモノ事業の見直しを訴える 静岡市長選
4月に予定されている静岡市長選に共産党県委員会は、新人の鈴木千佳氏を擁立すると発表しました。
鈴木千佳氏:「静岡市長選挙の争点は、3期12年続いた田辺市政を引き継ぐのかどうかが問われている。私はずばり田辺市政の転換が必要だと訴えたい」
静岡市長選に立候補を表明したのは、共産党県常任委員の鈴木千佳氏(52)です。鈴木氏は、去年7月の参院選やおととし10月の参院補選などに出馬し、いずれも落選。今回の市長選には党の公認候補として出馬する予定です。
会見で鈴木氏は、子育てや介護をしやすい静岡市に変えていきたいと主張。計画が進む、いわゆるハコモノ事業については「中止を含めた見直し」を訴えています。
鈴木千佳氏:「歴史博物館や海洋文化施設、アリーナ、新サッカー場など非常にハコモノ事業が目白押し。コロナ禍で保健衛生体制や教育、保育、女性の支援など様々な分野で市の取り組みが求められているときに、これが今一番やるべきことなのか」
3月26日告示、4月9日投開票の静岡市長選には、元副知事の難波喬司氏と元県議の山田誠氏も立候補を表明しています。