【袴田事件】第5回再審公判開廷 弁護団法廷でパジャマを示し矛盾点を指摘する予定
いわゆる袴田事件の5回目の再審公判が静岡地裁で開かれ、今年最後の審理が行われています。
20日午後は、当初犯行着衣とされたパジャマが法廷で示される予定です。
1966年旧清水市で、一家4人を殺害したなどとして死刑が確定している袴田巌さん(87)。
今年最後の審理を前に、袴田さんの姉ひで子さん(90)が取材に応じました。
ひで子さん:
「神妙に聞いてもしょうがないから、来年もすぐに始まるから。裁判が終わるまで頑張っていこうと思う」
公判は午前11時開廷し、検察側が袴田さんが犯人であることを裏付ける証拠があると主張しています。
午後は弁護側の立証が予定されていて、当初犯行着衣とされたパジャマを示し、矛盾点などを指摘する方針です。