静岡・島田市の新東名… 救助に駆け付けた車盗んだ罪で起訴 初公判で被告3人は罪状認否の一部を留保
新東名で、事故の救助にあたった男性の車を盗んだ罪などに問われている男女3人の初公判が開かれ、3人は罪状認否の一部を留保しました。
窃盗の罪に問われているのは、自称・大阪市の塗装工の男(41)と住所不定で職業不詳の男(36)ら3人です。
起訴状などによりますと、3人は2020年12月静岡県島田市の新東名高速下りのトンネル内で追突事故を起こした際、後ろを走っていて救助に駆け付けた男性のワゴン車を盗んだとされています。
また男二人は、事故を起こした乗用車を千葉県柏市の駐車場から盗んだ罪でも起訴されています。
きょうの初公判で3人は、ワゴン車を盗んだ事件については起訴内容を認め、被告の1人は「私が提案し指示したことに間違いはありません」と話しました。
乗用車を盗んだ事件については3人とも認否を明らかにしませんでした。次回公判は4月下旬に開かれる予定です。