ワクチン接種の「外国語対応枠」追加 浜松市内在住の外国人を対象
午後行われた臨時会見で浜松市の鈴木康友市長は、市内在住の外国人を対象に新型コロナワクチン接種の「外国語対応枠」を追加すると発表しました。
市内におよそ2万5000人いる外国人の接種率が1回目が48%、2回目が28%と低調なことから対策を行ったということです。
浜松市
鈴木康友市長:「どうしてもやっぱり言葉の壁とか日本人よりは遅れているのかなという感じがいたしますし 日本人の感染者の数が減っている中で感染者が目立ちますので是非外国人市民の皆さんにも接種を進めていきたい」
外国語対応枠での接種は18日から東区の総合産業展示館で行われ、1日最大300人の接種を予定しているということです。
一方、きのう時点での市内のワクチン接種率が1回目が66.76%、2回目が52.22%と全国や県と比較して高い水準にあると発表しました。また来月末までに接種対象者72万5千人のうち、およそ88%の64万人の接種が終了することから来月24日で大規模接種会場を一旦閉鎖する方針を明らかにしました。
浜松市
鈴木康友市長:「順調にワクチン接種の方が進んでいると思いますけども、引き続きワクチン接種をしたうえでしっかり感染症対策をしていただきたい」
今後は個別の医療機関や聖隷三方原病院での集団接種などでワクチン接種を行っていくということです。