【袴田さん再審】弁護側は複数犯の犯行主張…被害者が縛られていたことを示す写真提示へ 静岡地裁
16日に続いて開かれている袴田巌さんの再審公判で、弁護側は17日、被害者が縛られていたとする写真や取り調べテープについて立証する方針です。
袴田巌さんは1966年旧清水市で一家4人を殺害したとして死刑が確定しています。17日朝、姉のひで子さん(90)は。
袴田ひで子さん:「自分の家のことだけど、私たちが知らないことが証拠の中から出てくる。初めて、改めてえん罪の恐ろしさというもの、そういうものを感じた」
16日の再審公判で、弁護側は、被害者にはロープで縛られた痕があったとして複数犯による犯行を主張。今回は、それを裏付ける写真を裁判官らに示すほか、取り調べテープを流して捜査の違法性などを訴える方針です。