殉職者が発生する事故や職員の逮捕などで信頼が失われたとして消防局長に対し訓戒処分と特別指導 静岡市
殉職者が発生する事故や職員の不祥事が相次ぎ、信頼が失われているとして、静岡市は消防局長に対し訓戒処分と特別指導を行ったと発表しました。
訓戒処分を受けたのは静岡市消防局の秋山義隆局長です。
静岡市消防局では、葵区のビル火災で職員が殉職したことや職員の逮捕など不祥事が相次いでいて、静岡市の田辺信宏市長は「消防行政に対する市民の信頼は、事故や不祥事の頻発で大きく損なわれ、活動に重大な支障をきたしている」と指摘。
15日「消防組織の長として、事態の深刻さを再認識し、全ての消防職員に対して指導徹底を果たすよう」求める戒告処分を行ったということです。
また、同時に地域に信頼される組織の再構築や改革等を求めて、特別指導も行っています。
静岡市がこうした訓戒や特別指導を行うのは初めてです。