ライフセーバー「心肺蘇生法をしたが…」 市長「対策を講じるため状況を見に来た」 海開き3日目に22歳男性が溺れ死亡 静岡・牧之原市

 17日午後、静岡県牧之原市の静波海水浴場で、22歳の男性が溺れ死亡しました。

 17日午後5時半ごろ、牧之原市の静波海水浴場のライフセーバーから「男性が溺れて沈んでしまったようだ」と消防に通報がありました。

 その後、別のライフセーバーが男性を見つけ、砂浜に引き揚げましたが、心肺停止の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。

救助したライフセーバー:「浜から30mぐらいの波打ち際で波が立った時に、ちょっと溺水者の体が見えまして。浜まで持ってきてCPR(心肺蘇生法)をして処置をした」

 死亡したのはミャンマー国籍の技能実習生、アウン・コ・ピェー・ニェイさん(22)で、友人ら数人で海水浴に来ていたということです。

牧之原市 杉本基久雄市長:「きのうの海水浴の事故を受けて、職員、ライフセーバーと再発防止に向けた対策を講じるために、私も状況を見に来た」

 静波海水浴場は、ライフセーバーが常駐する午前8時半から午後5時までの遊泳を呼び掛けていましたが、17日の事故が起きたのは午後5時半ごろでした。

牧之原市 杉本基久雄市長:「ライフセーバーの指示に従って、海水浴を楽しんでいただく、時間も含めてしっかりとルールを守っていただくということが大変重要だと思う」

 警察は、事故の経緯などを詳しく調べています。

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