「モチベーションアップにも」 服装の縛りなくしてジェンダーレスの推進へ…静岡県の信用金庫で新たな取り組み
各務実来「こちらの窓口、10人ほどの女性職員が業務にあたっていますが、制服姿の職員は見受けられません」
静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫できょうから始まった〝取り組み〟それは…
しずおか焼津信用金庫 人事部 石山大介さん「男性も女性も、こうあるべきというイメージにとらわれないように実践を発揮するところでの社会作りが求められている中で当金庫も制服を廃止した」
狙いは職員の個性や自主性を尊重することで、全ての支店のパートを含む全職員が対象です。初日のきょう、人事部で働くこちらの職員はパンツスタイルです。
人事部職員「きょうも気温が上昇するかなと思いましたので、涼しさと動きやすさを考えて、通気性のいいものとパンツスタイルで自分の好きな色、デザインを選んで個性を出していくっていうのは、モチベーションアップにも繋がると思いますので、これからはそういった面を楽しんでいきたいと思います」
こちらが取材用に特別に着ていただいたこれまでの制服。制服の廃止には当初職員から戸惑いの声もあったそうです。
人事部職員「機能性があってメリハリがつけられるところで、制服を着たいという方も(いた)」
しかし、「制服の廃止」とはいえラフすぎる恰好はNG。清潔感のある身だしなみが原則です。これ以外にもきょうから男性職員のノーネクタイを年間を通じて認めることにしました。
「男性=スーツとネクタイ」というを固定観念を打破する狙いです。
営業部職員「暑いので、快適ですよね派手なシャツは着ない、お客様のところへ訪問する時はジャケットを着るだとか、そういった所は気を付ける」
服装の縛りをなくし、ジェンダーレスの推進へ。
しずおか焼津信用金庫 人事部 石山大介さん「男性女性平等にですね、活躍できる、そういった金庫にしていきたいと思っています」