「密売の規模は小さくない」…宅配便で覚せい剤密売したとされる男に懲役7年罰金200万円の判決 静岡地裁浜松支部
宅配便などを使い覚せい剤を密売したなどの罪に問われている男について、静岡地裁浜松支部は懲役7年罰金200万円の判決を言い渡しました。
大阪市の無職の男(57)はおととし10月、宅配便を利用して浜松市内の男性に覚せい剤約3グラムを12万円で譲り渡すなど、2020年の10月から去年2月までの間に、多人数に対し、多数回にわたって覚せい剤などを密売したなどの罪に問われています。
7日の裁判で、地裁浜松支部の大村泰平裁判長は「覚せい剤密売の規模は決して小さいものではなく、社会に違法薬物を拡散させた責任は重い」と指摘し、男に懲役7年罰金200万円の判決を言い渡しました(求刑懲役8年)。