覚醒剤取締法違反で男女4人を逮捕 証拠品を押収し密売組織を検挙 静岡・清水警察署
静岡市内を中心に覚醒剤を密売していたとして、男女4人が逮捕されました。男らは客から電話で注文を受け、覚醒剤を売っていたということです。
覚醒剤取締法違反などの疑いで15日までに逮捕されたのは、静岡市駿河区高松の電気工事業の男(50)と静岡市清水区長崎の電気設備工の男(29)ら男女4人です。
4人は今年5月から6月ごろにかけて、静岡市内の男女7人に覚醒剤を売るなどした疑いが持たれています。
警察によりますと、電気工事業の男が覚醒剤を仕入れたり、
客から電話で注文を受けたりするなど、犯行を主導していたとみられ、電気設備工の男らが配達をしていたということです。
客の逮捕をきっかけに電気工事業の男らが浮上し、警察が電気工事業の男の自宅などを捜査したところ、末端価格173万円相当の覚醒剤およそ28グラムや、注射器などが見つかったということです。
捜査関係者によりますと、4人は容疑を否認しているということです。
警察は組織的に密売を繰り返していたとみて、覚醒剤の入手ルートなどを詳しく調べています。