常葉大学付属常葉中学・高校の新体操部での不適切指導問題 日本体操協会に調査結果を報告 教諭の部員への暴言など明らかに
静岡市の常葉大学付属常葉中学・高校の新体操部で、顧問の教諭が部員に数時間縄跳びをさせるなどの不適切な指導をしていた問題について、静岡県体操協会が調査を実施し、日本体操協会に報告していたことが分かりました。
顧問の女性教諭が、部員に数百回縄跳びをさせたり、暴言を吐いたりしたとして、県体操協会が調査を行ったのは、「常葉大学付属常葉中学・高校の新体操部」です。
県体操協会によりますと、1月ごろ日本スポーツ協会から要請をうけ、不適切な指導について4月までに部活の顧問や元部員らを対象に、不適切な指導について聞き取り調査を行い、4月30日に日本体操協会へ調査結果を報告したということです。
調査では、教諭が指導中、高校の部員らに「ばか」「お前はいらない」と暴言を吐いていたことなどが明らかになったとしています。
現在顧問の教諭は部活動の指導から外れていて、日本スポーツ協会などが処分について検討するということです。