妊婦のワクチン接種を前倒しで実施 「心強い、安心につながる」 静岡・富士宮市
静岡県富士宮市では、妊婦への1回目のワクチン接種を9月6日と9日の2日間で実施しています。
8月、千葉県で新型コロナに感染した妊婦が入院できず、新生児が死亡した事を受け、富士宮市でも妊婦の不安解消のため接種を早めることにしました。当初の予定では、今月上旬から来月上旬に1回目の接種をすることになっていましたが、今月中に2回を終了することとし、富士宮市立病院のエントランスホールを産婦人科医が常駐する特別会場としました。
問診・接種・待機と同じ場所で終了するので、身体への負担もかかりません。
接種に来た妊婦:「産婦人科の先生に聞いて、やっぱり受けた方がいいと知ったので、受けにきました。ちょっと不安はありますけど。コロナになるよりはいいかなぁと。本当でしたら、10月に入ってからの接種だったので、少しでも早くしてもらったのは心強いというか。安心につながったと思います」
2回目のワクチン接種は今月の27日・30日で、妊婦およそ200人のワクチン接種が完了する予定です。