来年春の静岡市長選に県の難波喬司理事が出馬の意向 2期8年副知事を務めリニアや熱海土石流災害などで陣頭指揮
静岡県の難波喬司理事が来年春に予定されている静岡市長選挙に出馬する意向を固めたことが、関係者への取材で分かりました。すでに関係者にその意向を伝えていて、早ければ週明けにも退職届を提出し、出馬に向けた準備を進めるとみられます。
国交省出身で現在66歳の難波理事。2014年から今年5月まで2期8年にわたって県の副知事を務め、リニア新幹線や熱海土石流災害など県政の重要課題で陣頭指揮をとってきました。現在はリニア新幹線と熱海土石流災害の担当理事として職務にあたっています。
来年春に予定される静岡市長選挙には、これまでに現職の田辺信宏市長が出馬の意向を固めたことが分かっているほか、自民改革会議所属で静岡市葵区選出の山田誠県議が立候補することを明らかにしています。