静岡県内の多くの企業で入社式 しずおかフィナンシャルグループ 鈴与 ヤマハ
静岡県内の多く企業で入社式が行われ、新入社員たちが社会人として新たな一歩を踏み出しました。
このうち、静岡銀行など8つのグループ会社からなるしずおかフィナンシャルグループの入社式には新入社員329人が出席しました。
そして柴田久社長から「きょうから皆さんは地域、グループ会社の未来を作る一員です。さらなる発展に貢献されることを期待します」と祝辞が送られたあと、各会社の新入社員代表がステージ上で辞令を受け取りました。
なお静岡銀行に入行する220人は2000年以降は最多の人数で、グループ経営の強化、地域課題の解決を目的に 積極採用したということです。
新入社員:
「日本の経済も活気づいてくるというのを感じていますので、私もいち銀行員として静岡のまちから、日本の経済に追い風を吹かせらせるような働きができるように頑張ろうと思います」
鈴与
一方、こちらは静岡市清水区に本社を置く大手物流会社鈴与の入社式です。
今年度は38人が新卒で入社しました。
新入社員1人1人の名前が読み上げられた後、配属が伝えられました。
新入社員 前田力輝さん:
「入社後は物流のプロフェッショナルを目指して、地道に基礎を築き上げ、いずれ営業として、お客様の要望や社会の変化に柔軟に対応し、最適な物流提案を行いたいと考えています」
また、鈴木健一郎社長はいわゆる「2024年問題」を受け、次のように話しました。
鈴木健一郎代表取締役社長:
「物流供給力を確保し、供給責任を果たし続け、その適正対価をきちんと遵守することで、運送業界も報われる業界に変えていきたいと正に思っています。新入社員の皆さんにも、その力になってもらいたいと」
新入社員は8月末まで研修や現場実習を行うということです。
ヤマハ
楽器メーカーらしく吹奏楽団によるライブ演奏で新入社員を迎え入れたヤマハの入社式では、グループ会社を含めた152人の新入社員が新たな門出を迎えました。
山浦敦社長:
「志は困難を乗り越え、前に進む大きな原動力になる。今抱いている思いを大切にしてください」
1日付けで社長に就任した山浦敦新社長が歓迎の挨拶やトークセッションを開くと、新入社員は少し緊張した表情を浮かべながらも、決意を新たにしました。
新入社員、浜松市出身石田野々花さん:
「(入社式で) ヤマハらしい音楽とか音に関わる会社だなと身に感じた。静岡・浜松を引っ張っていって、世界に羽ばたけるよう頑張りたい」
新入社員:竹田真さん
「演奏が素晴らしくてまだ感動収まらぬ感じ。自分がやってきたダンスとかと関連付けて、何かできればと思う」