静岡県知事選挙 県営浜松新球場について両候補予定者の考えは
一方、2人の候補予定者で意見が割れているのが県営の新浜松野球場建設です。
「ドーム型」か「それ以外か」両候補予定者の考えは。
大村慎一氏:
「やっぱ風が強いね。きょうまだいい方かな」
18日午前、浜松市篠原地区の県営野球場建設予定地を訪れた大村慎一氏。
新県営球場を巡っては、これまでに屋外型や建設費が370億円と見込まれる多目的ドーム型など、3つの案に絞られて県議会で議論が進められています。
周辺を歩いて回るなど視察を終えた大村氏は、理想は「ドーム型」としつつも、コストや環境面など、様々な課題を考慮して議論する必要があるとしました。
大村慎一氏:
「もしできるのであれば、ドームが一番いいとは思う。そういう中で財政負担は必ず県民市民に関わる。今の段階でどれがベストか決めきることはなかなか難しい」
一方、鈴木康友氏は
一方、「ドーム型」推進を明言しているのが、鈴木康友氏です。
鈴木康友氏:
「私はやっぱりドーム型がいいと思う」
ドーム型を巡っては、鈴木氏が市長を勤めていた
浜松市でも経済界や市議会4会派が県にドーム型を訴える要望書を提出するなど、官民一体となり推進を求めています。
鈴木康友氏:
「いわゆる開放型といって、風をうまく取り込む形にすれば空調がいらなくなるので、後のメンテナンスのコストダウンができる。いろいろ検討しながら私は進めていく必要があると思う」