高濃度の有機フッ素化合物が検出問題 週明けにも関係省庁に出向き調査と対策を要望へ 浜松市中野祐介市長
浜松市内で発がん性が疑われる高濃度の有機フッ素化合物が検出された問題で、中野祐介市長は関係する省庁に出向き、調査と対策を要望すると発表しました。
浜松市の調査では、航空自衛隊浜松基地周辺の用水路から、最大で暫定指針値の28倍にあたる、高濃度の有機フッ素化合物PFASが検出されていて、浜松基地は市が要望した原因究明のための調査に、応じる姿勢を示しています。
この問題をめぐり、中野市長は1日の会見で、週明けにも浜田防衛大臣と西村環境大臣と面会し、それぞれに調査協力と人体への影響の解明についての要望書を提出すると発表しました。
中野祐介市長:
「浜松市民の安心の一日の早い確立のために、速やかな調査を 優先してお願いしたい。(要望では)人体にどういう影響が出てくるのかということの解明も含まれてくると思う」