伊豆高原でタケノコ掘りが始まる 今年は「裏年」だがタケノコ狩り園は盛況 静岡・伊東市
静岡県伊東市の伊豆高原では、タケノコ掘りが始まり、今年は裏年にあたるそうですが、多くの人たちで賑わっています。
伊豆高原たけのこ村では、休日には家族連れなど200人ほどが訪れ、タケノコ掘りを楽しんでいます。
三島から来た女性:
「(掘る)採れた!」
(伊東)から来た女性:
「楽しい!」
地元(伊東)から来た男性
「とっても楽しいです。意外と大変です。採るの。結構体力使いますね」
今年はタケノコの発育が遅かったため、開園を1週間ほど延期して7日にオープン。
来園者は地面から顔を出したタケノコを、宝探しのように見つけて掘っていました。
森のボランティア 平井良介会長:
「裏年になります。去年は表年でたくさん至る所にタケノコあったんですが、今年はちょっと探さないと、なかなか見つからない状態です。やっぱり、あったというお客様の歓声を聞くのが、我々一番楽しいですね」
林野庁によると、タケノコは5年目を過ぎると、豊作の表年と凶作の裏年が、概ね1年おきに現れるという事です。
去年は豊作で、大きいものがたくさん採れる「表年」でしたが、今年は凶作の「裏年」にあたり、数も少なく小ぶりのものが多いようですが、皆さん一人2キロほどは持ち帰っていました。
タケノコ掘りは、およそ6・5ヘクタールと広い敷地のため採れないことはなく、5月6日まで行なわれるということです。