静岡県内の自民党国会議員の離党・辞職騒動続く 静岡県知事選への影響は?
静岡県の自民党国会議員の離党・辞職騒動が続く中、近づく知事選への影響も注目されます。24日の新たな動きです。
静岡の政界に激震が走る中、24日労働組合組織・連合静岡では、知事選に出馬表明している前浜松市長の鈴木康友氏に
推薦状が交付されました。
角山会長:
「政治資金規正法の関係で裏金問題がずっと取り沙汰されている中で、多くの国民の皆さんが政治への不信を抱いている。その中で、今回、宮沢氏もそういったことが明るみに出たことで、一国民として非常に残念な気持ちである」
鈴木氏をめぐっては、23日立憲民主党の党本部が推薦を決定しました。
岡田幹事長:
「浜松市長としてもしっかり実績を残して来られた方で、まさしく知事として最適であるというふうに判断したものであります」
国民民主党の党本部も19日に鈴木氏推薦を決めています。
与野党対決の構図が色濃くなっていることについては…。
鈴木康友氏:
「党派性があるという選挙ではないと思う。オール静岡で私も戦っていく、オール静岡で対応していくので、あまり与野党対決というところは意識をしておりません」
一方の、元総務省官僚で副知事も務めた大村慎一氏も与野党対決の構図を知事選に持ち込むべきではないと強調しています。
大村慎一氏:
Q.事実上の与野党対決という見方もできるが?
「私自身はそういった考えは全くございません。これは私のあくまで私の訴えに対してご賛同いただいた方が自民党だったということでして、そういった与野党対決、国政の状況を静岡県政に持ち込む必要は全くないと思っております」
宮沢議員の辞職が知事選に与える影響について城内県連会長は…。
ON 城内県連会長:
「影響が全くないと言えば嘘になると思うが、(自民党は)あくまでも一つの支援団体、たくさんの中の団体であるので、直接大きな影響は及ばないのではと考えている。やはり、逆風であることは間違いないかと思うが、それをバネにして、前に向かって、正々堂々と取り組んでいくということではないか」