【静岡県知事選挙】ゴールデンウイーク休むことなく走り続けた立候補予定者
ゴールデンウィークも6日が最終日。告示が迫る知事選挙の立候補予定者にとってはアピールの絶好の機会。休みなく走り続けました。
静岡市内で開かれた自民党の上川陽子衆院議員の国政報告会。
岸田内閣で外務大臣を務める上川氏は、外遊先のネパールからの帰国が遅れ、リモートでの報告会となりました。
上川陽子外務大臣:
「国と県そして県内の市町との連携を図ることができる、対話ができる、風通しのよい、しかも即戦力のリーダーが求められている。大村慎一さん、いま会場にいらっしゃいますか?」
紹介されたのは、元副知事で自民党県連が推薦する大村慎一氏(60)です
上川陽子外務大臣:
「私と同じ静岡市で生まれ、静岡で育ち、静岡を愛する生粋の静岡っ子です。大村さん」
大村慎一氏:
「はい」
上川陽子外務大臣:
「大村さん、ぜひそこから壇上に上がっていただけますでしょうか」(拍手)
上川氏の国政報告会は、そのまま大村氏の総決起集会に切り替わりました。
大村氏は、静岡市の会場で、浜松の新野球場についても語りました。
大村慎一氏:
「3案の中でドーム球場がある。県の試算で370億かかる。浜松の中でもいろいろな声がある。そういう意味でゼロベースと言っている。いい球場を作るためにゼロベースで議論する。」
地元静岡市選出の上川氏の応援を受けた大村氏は…。
大村慎一氏:
「私は地元静岡市出身なので、上川大臣は政策に熱心に、特に様々な静岡の課題について教えをいただいたり、私も議論させていただいたので、そういう長年の講義をいただいてきたことが、今に伝わっているのかなと思う」
前浜松市長で、立憲民主党・国民民主党が推薦する鈴木康友氏(66)は、地元の浜松まつりに参加していました。
まつり会場では、先月自民党を離党したこの人と隣になる場面も。
塩谷立氏:
「とにかく回るしかないな、もう。時間もないし、広いから」
鈴木康友氏:
「あと4日で告示です。あっという間」
街頭の市民から手を振られたり、声を掛けられたりした鈴木氏。
浜松市での抜群の知名度を見せつけました。
鈴木康友氏:
「皆さんから温かい声援を送っていただき、すごいエネルギーをいただいた。
そして、6日鈴木氏は連合静岡が主催する伊豆地区のメーデーに参加しました。
鈴木康友氏:
「これからは浜松の鈴木康友ではない。東部の、そして伊豆の鈴木康友として、伊豆地域の振興に全力を挙げて取り組んでまいりたい」
会場には立憲民主党の渡辺周衆院議員や、国民民主党の榛葉賀津也幹事長の姿もありました。
鈴木康友氏:
「東部地域、ものすごくポテンシャルのある地域だと見ていましたので、私が今まで培ってきた経験や知見を全部注ぎ込んで、この東部地域、伊豆も含めてもっと活性化できる。その自信はありますので」
共産党公認で県委員長の森大介氏(55)は、6日を知事選に向けた準備作業を進める1日にあてました。
森大介氏:
「やはり私は県民の命と暮らし、将来に関わるリニアと原発、この問題にはっきりと物を言い、暮らし・福祉優先の県政にするということを訴えたいです」
出馬表明後、まだ県東部と伊豆では活動していない森氏ですが、今後は災害対策と観光振興を訴えていきたい考えです。
森大介氏
「能登半島地震におきまして、孤立集落といったものがありました。そういう点で伊豆も能登半島とは違いますけれども、かなり似たような状況が想定されるということで、そこを早急に、安全な形で整理をすることが急務だと思っています」
諸派の横山正文氏(56)は、4日出馬表明後初めての街頭演説をJR浜松駅前で行いました。
横山正文氏:
「いわゆるリニアの水問題については、もはや解決しております。私が知事に就任した場合には即座に、即座にですよ、リニア先進抗の貫通工事、それについての許可を出します」