30代男性が麻しん(はしか)に感染…静岡県内で今年2人目 感染ルートは不明も接触者は特定
静岡県は27日、県西部の30代男性が麻しん(はしか)に感染した、と発表しました。麻しん患者は県内で今年2人目です。
発表によりますと、30代男性は20日に高熱が出て、22日からは発疹の症状も出たということです。男性は26日、PCR検査で麻しんに感染した、と確認されました。
男性の感染ルートは不明ですが、他人を感染させる恐れがある発症1日前以降の接触者は特定されており、公共交通機関も利用していない、ということです。男性は自宅で療養していて、快方に向かっている、ということです。
今年の県内の麻しん患者は浜松市の30代男性に次いで2人目になります。
県によりますと、麻しんは39℃以上の高熱とともに発疹が出ます。合併症がみられるケースも30%にも達します。また、インフルエンザの10倍前後と感染力が極めて強いということです。