静岡県知事選挙あさって投票日②各候補者の主張に透けて見える川勝前知事の存在
市民:
「東部よろしくお願いします」
鈴木康友候補:
「もちろんです。ワンちゃんも、ありがとうございます」
犬:
「ワンワン」
無所属で立憲民主党・国民民主党が推薦する、前浜松市長の鈴木康友さん。
24日は県東部で街頭演説を重ねています。
鈴木康友候補:
「富士や富士宮、この岳南地域、浜松とよく似ています。非常に産業が集積され、ものづくりも盛んな地域であります。もっともっと、この地域の産業力を強化し、豊かな雇用を生み出していきたいと思います」
鈴木さんは市長時代に実績をあげた企業誘致などの産業政策を重視しています。
鈴木康友候補:
「この地域にはきょうもきれいな姿を現していますけども、富士山という素晴らしい資源があります。観光の面でもインバウンドの面でも様々な形で、富士山の価値を高めていくことはできる。これができるのは鈴木康友だけであります」
大村さんが前向きな姿勢を打ち出した静岡空港新駅について、鈴木さんは以前から推進したいと主張していました。
鈴木康友候補
「成田とか羽田が大きな災害でダウンしたときに、その代替空港として一番適任は静岡空港ということであって、もちろん観光面でも人の移動という面でも非常に経済波及効果は大きいんですけれども、リニアが開通して東海道新幹線のダイヤが非常にフレキシブルになれば新駅は大いにありだと思っております」
選挙戦が後半に向かうにつれて、鈴木さんも川勝前知事に度々言及するように。
おとといは県都・静岡市でこう訴えました。
鈴木康友候補:
「川勝県政の中で、静岡県のブランド力は大いに向上した。良いことは引き継いでいく。そしてその上に鈴木康友としての新しい県政を築いていく。こういう姿勢で臨んでいきたいと思います」
鈴木康友候補:
「静岡市は県都であります。県都であって、静岡の中心であります。もっともっと静岡のポテンシャル、可能性を引き出して県全体を牽引する都市の力を磨き上げていきたい」