静岡市葵区梅ヶ島で落石事故 3人がけが 命に別状なし 台風で崩落した林道の修繕工事中
6月6日正午前、静岡市葵区梅ヶ島で作業員3人がけがをする落石事故がありました。全員命に別条はないということです。
午前11時40分ごろ、静岡市葵区梅ヶ島の林道・豊岡梅ヶ島線沿いで、近くにいた人から「作業をしている人がけがをしている」と消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、現場で落石があり、作業をしていたベトナム国籍の20代男性2人と40代男性1人がけがをし、病院に搬送されたということです。40代男性は軽傷、20代男性の2人は全身を強く打つなどの中等傷で、命に別条はないということです。
市によりますと、当時現場では2022年9月の台風15号で崩落した林道の修繕工事のため、市が発注した作業員5人から6人がのり面に金網を張るなどの作業に当たっていました。
けがをした3人は地上からおよそ7メートルの高さで、ロープに吊り下げられた状態で作業に当たっていたところ、高さおよそ30メートルの地点からのり面が崩落し、落石があったということです。警察と消防が当時の状況を詳しく調べています。