7~8世紀の北江間横穴群で発見…土葬から火葬に変わる転換期の「石びつ」展示 静岡・伊豆の国市
静岡県伊豆の国市の北江間横穴群で発見された「石びつ」が重要文化財に指定されてから30年を記念し、企画展が開催されています。
伊豆の国市郷土資料館で開かれている企画展には、2点の「石びつ」が展示されています。「石びつ」とは、遺骨を納める石製の箱のことで、7~8世紀に造られた北江間横穴群から20点以上発見されています。
郷土資料館 荻野さおり学芸員:「土葬から火葬に変わる転換期に造られたのが、北江間横穴群になります」
出土品を通じて移り変わる時代背景など歴史の一端を垣間見ることができます。企画展は7月23日まで行われています。