市民団体がPFASの濃度を下げる計画と進行状況について化学工場に説明を求める申し入れ書を提出し住民説明会の開催も要求 静岡・清水区
静岡市の化学工場周辺の水路から有機フッ素化合物「PFAS」が検出された問題で、市民団体が工場側に対し申し入れ書を提出しました。
久須美舞記者
「午後1時です。市民団体の代表者が、清水工場に入っていきます」
三井・ケマーズフロロプロダクツ清水工場では、周辺の水路から発がん性などが指摘されるPFASが、国の暫定目標値を大幅に超える濃度で検出されたことが問題になっています。
これを受け発足した市民団体が、13日工場側に対し濃度を下げる対策の計画と、その進捗状況について団体への説明を求める申入書を提出しました。
また、工場側がこれまで実施していなかった住民説明会の開催も求め、担当者は「社内確認して返事をする」と回答したということです。