サッカー元日本代表 清水エスパルスで活躍した岡崎慎司選手が引退会見
清水エスパルスに感謝
静岡市・清水から世界へ。元清水エスパルスで元サッカー日本代表の岡崎慎司選手が17日、引退会見を開きました。
岡崎慎司選手 :
「後悔だらけというか…。やってきたことに対しての後悔はないんですけど、でもほとんど記憶に残っているのは悔しさ。ただ、自分がここまで来られるか想像していたかというと、そうではない。ということは、やってきたことは間違いではなかった」
サッカー元日本代表のフォワード、岡崎慎司(おかざき・しんじ)選手、38歳。清水から世界へと羽ばたいた、日本を代表するストライカーが17日都内で引退会見を開きました。
日本代表の監督になりたい
岡崎選手は兵庫県の滝川第二(たきがわ・だいに)高校から、2005年に清水エスパルスに入団。持ち味は泥臭くゴールを狙う、闘志あふれるプレー。そんな岡崎選手の代名詞となったのが、「ダイビングヘッド」でした。
2008年には、日本代表に初選出。その後、3大会連続でワールドカップに出場。日本代表として119試合に出場し、歴代3位の50得点を記録しました。
2011年には世界最高峰リーグのひとつ、ドイツ・ブンデスリーガに移籍。そこから13年、最後まで海外でのプレーにこだわり、4カ国を渡り歩きました。
それでも古巣・エスパルスへの愛着は強く、引退を表明した際には「僕の心にはオレンジの魂がある」とメッセージを出していました。
岡崎慎司選手:
「清水エスパルスに特に感謝の気持ちを伝えたいというのは自分の中にあって。そこで出会った人やプロ生活を始められたことがあったからこそ、海外での厳しい環境や競争にギリギリ耐えて勝ち残ってきたと思っているので、本当に『日本で育ててもらった』と本当に感謝しています。本当にありがとうございます」
今後は、現役時代最後を過ごしたベルギーのクラブでアンバサダーを務めながら、将来的には監督業を目指すということです。
岡崎慎司選手:
「これからの人生、サッカー選手として戦ってきたように『戦いの場が欲しい』と一番引退するときに思ったので、そうなると監督かなと。やはり日本代表の監督になりたい、W杯で優勝したいというのがメインの自分の目標」