「県民の理解とスピード感の両立を」 浜松・中野市長が鈴木知事に要望 浜松市の新野球場  

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 浜松市への建設が計画されている県営新野球場を巡り、中野祐介市長は鈴木知事に対し、「県民の理解促進とスピード感の両立を求めたい」と語りました。

中野市長:
「(県営新球場は)知事選において、地域間対立のひとつの象徴みたいなもので取り上げられたりもしたので、(鈴木知事には)応援をいただける形で、一方でできるだけスピード感を持ってということで進めてもらうようお願いしたい」

 浜松市の篠原地区に建設が計画されている県営の新野球場を巡っては、屋外型や多目的ドーム型の3つの案に絞りこんで議論が進んでいます。

 浜松市や地元経済界などで作る期成同盟会は、鈴木康友知事に多目的ドーム型での整備を求める要望書を提出。鈴木知事は協議会を新設し、地元と一体となって検討したいと話しました。

中野市長:
「県議会で定例会で協議会設置についてどういった議論がなされるのか、我々としても協力できるのであれば協力していきたい」

 一方、選挙戦で、鈴木知事が提唱した開放型ドーム案については「現時点で考えていない」としています。