露天風呂盗撮の動画上映会を開催… 盗撮マニアグループ主犯の男 静岡地裁で初公判
露天風呂に入浴中の女性の盗撮を繰り返した罪に問われている男の初公判が静岡地裁で開かれ、男は起訴内容をおおむね認めました。
起訴状によりますと、茨城県の無職の男(49)は去年、兵庫県や神奈川県内などで露天風呂に入浴中の女性を望遠レンズ付きのカメラで盗撮した罪に問われています。きょう開かれた初公判で、男は一部の事件で認否を保留にしたものの「関わりが深く間違いありません」と起訴内容をおおむね認めました。
冒頭陳述では検察側は、男がおよそ10年前から盗撮動画販売サイトの運営に関与していたとした上で「インターネット掲示板に盗撮に関する話題を投稿し、投稿内容に興味を持った者と連絡を取っていた」と指摘しました。
さらに「入浴中の女性を盗撮したあと、宿泊先のホテルでそれぞれが撮影した盗撮動画の上映会を開いていた」ことも明らかにしました。男は盗撮マニアグループの主犯とみられ、これまでに三重県の国家公務員の男などグループのメンバー5人が逮捕、起訴されています。