「強い気持ちを持ち続けることが大事」 J2清水エスパルスのレジェンド岡崎慎司がエール 試合はホームで負けなし

 J2清水エスパルスは、ホームゲームにレジェンド・岡崎慎司さんが応援に駆け付けました。

石田和外アナウンサー:
「プロの原点ともいえるアイスタ日本平に、岡崎慎司さんが久々に帰ってきます。オレンジサポーターも再会を心待ちにしています」

 2005年、エスパルスでプロ生活を始め、清水で6年間過ごした岡崎慎司さん(38)。ヨーロッパで14年プレーし、先日、現役を引退。オレンジの23番を背負い、アイスタのピッチへ。

岡崎慎司さん:
「なかなか皆さんとタイトルをとることができずに悔しい思いをして、ヨーロッパに行ったことを今でも覚えています」「本当に皆さんに育ててもらったと心から思っています」「僕自身オレンジの魂を持ち続けてこれからも世界に挑戦しようと思っています」

 サポーターからは、惜しみない拍手。

岡崎慎司さん:
Qオレンジの魂という言葉に込めた思いは?

「選手として(清水での)6年間がどれくらい大事なものなのかということを伝えたいというのがあった」
「次は監督になって勝負するというところでそういう姿勢を見せたい」

 レジェンドの前で勝利を。3位のエスパルスは今シーズン最多のホームに、6位・ジェフ千葉を迎えました。試合は早々に動きます。ルーカスブラガが右サイドで起点を作り、ゴール前へ。これがそのままゴールに吸い込まれ、エスパルスが先制します。

 30分には矢島のコーナーキックから、ルーキーの高木践! 高木のプロ初ゴールでリードを広げます。

 後半は我慢の展開に。千葉に押し込まれ、決定的な場面を作られますが、権田がスーパーセーブ。エスパルスは最後まで我慢強く守り、2対0で勝利。ホームで11戦負けなしの7連勝です。

 試合後にはサプライズで岡崎さんが勝ちロコに参加! オレンジファミリーで喜びを分かち合いました。

岡崎慎司さん:
Q今チームはJ1を目指して戦っていますが今の選手たちへ伝えたい思いは?

「ここで頑張ることで上に行けるという強い気持ちを持ち続けることが大事で、そこであきらめてしまった時点でチームとして一人、二人出てきた時点で勝てない。それが全員に伝えたい思い」

レジェンドがエール