航空自衛隊浜松基地幹部隊員を懲戒処分に 身体検査で疾患の申告怠る

 航空自衛隊浜松基地は身体検査で疾患の申告を怠ったなどとして、幹部隊員を停職の懲戒処分にしました。

 26日付けで停職12日の懲戒処分を受けたのは、警戒航空団所属の40代の幹部隊員です。浜松基地によりますと、幹部隊員は2010年から2020年まで、航空身体検査の際、アレルギー性疾患や治療済みの眼の疾患などを申告しませんでした。

 さらに2019年から2021年まで航空業務停止に該当する理由があったにも関わらず、関連する事実を部隊に報告しなかったということです。

 また空曹長の40代の隊員も2023年2月、同居人に暴行したとして26日付けで停職1日の懲戒処分を受けました。

 鈴木大基地司令は「このような事案を起こし誠に遺憾。再発防止に努めます」とコメントしています。