【速報】J2清水がエース北川の11試合ぶりゴールに矢島2発などで4発快勝!3位長崎との勝点差を11に広げる。

 14日J2第31節〔清水4‐1山口〕アイスタ

 清水は元日本代表の北川航也が6月8日となる今季11点目のゴールと途中出場・矢島の2発などで山口を4-1で下し勝点を65に伸ばした。残り試合は8で3位長崎との勝点差は11に開き、昨季は最終節で自動昇格圏の2位からまさかの4位に転落。プレーオフでもアディショナルタイムのPKでJ1昇格を逃した清水が、2022シーズン以来のJ1の舞台にさらに前進した。

 清水はスタメンに原輝綺が復帰、ベンチには練習試合で結果を出した郡司璃来が名を連ねた。前半序盤から北川が立て続けに決定機に迫るが、前節までのように惜しくもゴールが奪えない。そんな中迎えた27分、コーナーキックからの二次攻撃、左サイド山原のクロスに北川がニアで合わせると、弧を描いたボールはキーパーも届かないゴール右隅に吸い込まれた。エース北川の11試合ぶりのゴールで清水が先制する。しかし後半20分、山口の若月大和にねじ込まれ1‐1に追いつかれたが、直後の後半28分、最終ラインからのロングボールに途中出場の矢島慎也が絶妙なタイミングで抜け出すと、キーパーをあざ笑うループシュートで勝ち越し点をゲット。古巣対決となった矢島はその後もタンキからのアシストでチームの3点目を奪うと、タンキも4点目を沈め、清水が2試合ぶりの勝点3をつかみ取った。
 これで残り試合数が8で並んだ2位清水と3位長崎の勝点差は11。今季無敗のホームで着実に勝点を積み上げた。
 次は中3日で、台風10号で順延となったアウェー徳島に臨む。