【衆院選】週末候補者走る②与野党候補の激しい戦い続く 静岡4区&静岡6区

引き続いて衆院選候補者たちの声。与野党の間で激しい戦いとなっている静岡4区・6区の様子です。

 静岡市清水区や富士宮市などを選挙区とする静岡4区。

 静岡県内で唯一、与野党一騎打ちの構図となり、前職同士の激しい選挙戦が繰り広げられています。

 20日清水区で開かれた、自民党・深沢陽一さんの個人演説会。

 所属していた派閥のトップ、岸田前総理が応援に駆け付けました。

自民党 前 深沢陽一候補:
「岸田前総理は徹底した現実的な政治を行っているということも学ばせていただきました。特に、この日本の経済を、そして国民の皆様の賃金、所得を上げていく。これが今まさに必要だと。間違いなく岸田政権の下で経済は成長しました。しかし、地方の中小企業、そして個人事業主、皆さんはまだまだその恩恵にあずかっていない。地方も成長を実感できる経済を実現するために全力を尽くしてまいりたいと思います」

 同じ頃、国民民主党の田中健さんの姿はJR清水駅前にありました。

 こちらには榛葉賀津也幹事長が応援に入りました。

国民民主党 前 田中健候補:
「清水駅にこんなにも多くの皆さんが集まっていただきました。私がやってきた3年間、間違っていなかった。給料が上がった。しかし、物価が上がる。社会保険料も大きな負担。 給与明細を見ても、手取りは増えるどころか減っている。こんな社会をなんとか変えてくれ。働く同世代の仲間の声でした。皆さんがしっかり働ける環境を、そして、税金を減税することで消費を支える環境を、ぜひ私たち国民民主党にやらせてほしいんです」

 次は、沼津市や伊東市などを選挙区とする静岡6区。

 これまでも激戦を繰り広げてきた前職2人に、新人が加わった三つどもえの争いです。

 自民党の勝俣孝明さん。

 20日は沼津市内のJAの支店前で声を上げました。

自民党 前 勝俣孝明候補:
「この素晴らしいふるさと、私はこの街に生まれて、この沼津に生まれて、本当によかったなと心から思うんですよ。私も子どもが3人います。私たちの子どもに同じような思いをもってもらいたい。皆様から引き継いだこのバトンをしっかりと自分たちの子どもの世代にバトンをしっかりと渡す。これが責任世代だと思います。私は責任世代としてその代表として、しっかりと汗をかいてまいりたい」

 19日沼津市の仲見世商店街には、立憲民主党の渡辺周さんと応援に駆け付けた野田代表の姿がありました。

立憲民主党 前 渡辺周 候補
「きょうは代表に来ていただいた。それだけこの選挙厳しいから、テコ入れということで来ていただきました。物価高の痛みを政治家は止めることができる。例えばガソリン代も電気代もそう、直接的に恩恵を与える。私たちが政権を取って、どうか皆さまの暮らしが変わる。野党が力強くなって政権を取ったら、暮らしが変わる。そのことをぜひ信頼をしていただきたいと思います」

 れいわ新選組の冨谷皐介さん。

 土曜日、JR沼津駅前で街頭演説を行いました。

れいわ新選組 新 冨谷皐介候補:
「まずは消費税廃止。消費税は減税から廃止へ31年目に自民党が良くしてくれると思いますか。32年経ったらこの国が良くなると思いますか。私たち国民生活一人一人の生活底上げ、それをしたい」

 政権選択の衆議院選挙、投開票日は27日です。

静岡6区
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