静岡大学学長選挙で浜松医大との合意書とは異なる1大学2校案を主張する日詰学長が学内投票で相手候補を上回る
静岡大学の学長選における学内投票で、浜松医科大学と締結した合意書とは異なる案を推進する日詰一幸現学長が相手候補を上回ったことが分かりました。
任期満了に伴う静岡大学の学長選に立候補しているのは、日詰一幸現学長と近藤真副学長の2人です。
争点は膠着(こうちゃく)状態が続く浜松医科大学との再編問題で、浜松医科大学と締結した合意書と異なる1大学2校案を推進する日詰学長は、「年度内に決着をつける」と宣言。
近藤副学長は合意書通り1法人2大学の再編を訴えています。
関係者によりますと、18日に行われた大学の教職員らによる意向投票の結果で、日詰学長が587票となり、近藤副学長の460票を上回ったということです。
次期学長はこの結果をもとに面接などを踏まえ、来週にも正式に決定する見込みです。