静岡大学と浜松医科大学の統合再編を求める期成同盟会 8カ月ぶりの会合も大きな進展なし
静岡大学と浜松医科大学の、当初の合意通りの統合再編を求める期成同盟会の会合が8カ月ぶりに開かれました。
この問題では浜医大側が「1法人2大学」への合意書通りの統合再編を求めている一方で、静大側はそれと異なる「1大学2校」案を大学の正式案に決めていて、膠着状態が続いています。
静大側は日詰学長が欠席したため、代わりに事務局がホームページを参考に静大案を説明しました。
一方、浜医大の今野学長は合意通りの再編で、「2大学で自律制と機動力を確保し、先鋭的な大学となることで、留学生の招致や新産業創出につながる」と主張しました。
●浜松市 中野祐介市長:
「(日詰学長に)然るべきところで直接説明いただく機会はなんとかいただきたい」
●浜松医大 今野学長:
「もっと高い視点で、何がこの地域にとって重要か、どういう形がいいかという視点で考えてほしい」