自転車トラック競技でオリンピックに出場した梶原悠未選手が語る「夢を叶えるために大切なこと」 静岡・伊豆市
自転車トラック競技でオリンピックに出場した梶原悠未選手が、静岡県伊豆市の小学校で、夢を叶えるために大切なことを語りました。
●梶原悠未選手:
「これまでつらいこと、苦しいこといっぱいあったのに、自分の感情を無視してポジティブなことに変換してきた。そしたら(パリ)オリンピック本番、エネルギーが空っぽだったんです。体に力が入らなかったんです」
「心の力を育てよう夢をあきらめない気持ち」と題した講話には修善寺小学校の全校児童74人が参加しました。
梶原選手はメダルに届かなかったパリオリンピックの体験を交えながら、何度も挫折して心が折れたことを紹介。そして夢を叶えるために、未来の自分への手紙を書き何度も読み返したことを話しました。
そして実際に使用している自転車で、10秒間全力で走る練習を実演しました。
梶原選手に対し児童の代表がお礼を述べました。
●児童:
「悠未さんの話を聞いて、活躍するために大事なことは心の力を育てあきらめないことだと思いました。これから学校生活に生かしていきたいと思います」
東京オリンピックで銀メダルを獲得した梶原選手は、今後も伊豆半島の小中学校などで体験談を伝えていきたいと話します。
●梶原選手:
「実際に本物(のメダル)に触れてもらって夢や希望や感動を届けたいと言う思いで活動をしています」