逮捕された女が謝罪に…ぬいぐるみ大量万引き事件その後(2) 22台の防犯カメラ「知ってた」 事件後新しいお客さんが増加…そのワケは 静岡・島田市
逮捕された女「防犯カメラ分かっていた」
防犯カメラについて、女は…。
おもちゃのポッポ 鈴木博之店長:「(防犯カメラに)映っているのを分からなかったですかと聞いたら、分かっていたという話ですね」
Q.それでもなぜ盗んだ?
A.「しかも、大胆ですしね、そこは理解し難いですね」
Q.理由については何も語らなかった?
A.「そうです、単に欲しかったと。お金を払うのが惜しくなったという話」
「報道は知らなかった」
また、女は、普段からニュースを見ていないため、自分の犯行が、ここまで大きく報道されていることを知らなかったということです。
おもちゃのポッポ 鈴木博之店長
Q.本人は分かっていない?
A.「分かっていなかったと言います、朝、警察が来るまで知らなかったと」
Q.反省、謝罪の言葉は?
A.「『許してもらえませんか』という話はありましたけど、うちとしても見つかったから買い取ります、許してくださいというのは、ちょっと違うような感じがしますので、1回家で話し合ってきてくださいと言った」
Q.鈴木さんも納得がいかない?
A.「そうですね、それだったら、お金を出していつも買っている方がばかみたいな話ですもんね。見つかったらお金を払えばいい、見つからなかったら何万円分でも持って行けばいいという話ですよね」
Q.そういうふうに感じられた?
A.「そうですね」
報道がきっかけで新しいお客さんが
容疑者本人は見ていなかったという、テレビでの報道がきっかけで、「おもちゃのポッポ」に、新しいお客さんが集まっています。
来店客:「ここに来た理由はね、事件の放送で、鈴木店長がインタビューを受けている背景にガンプラだとか、いろんなレア物のプラモが映ったので来ました」
Q.どちらから?
A.「八王子から」
Q.東京の?
A.「はい」
Q.これ、今持っているのはガンプラですか?
A.「はい」
Q.東京では手に入らない?
A.「売っていないね、古いのはね。初めてここへ来たけど、レア物が多いなとか、いろいろ多種多様だなと。雰囲気がドン.キホーテに似ていない?」
Q.陳列の仕方が?
A.「いろんなものが」
Q.そういう所に魅力を感じる?
A.「掘り当てる感じ。宝探しみたいな」
島田市からの来店客:「宝箱みたいなお店ですよね、なかなかここまでいっぺんに仕入れて売るという店はそうそうないですからね。だからそういう店が近くにあるのはありがたい」
「ミニ四駆は全国でもトップレベルだと思っている」
店長の鈴木さんによりますと、カードゲームに欠かせない「スリーブ」と呼ばれる保護フィルムの品ぞろえは、国内トップクラスだということです。さらに…。
おもちゃのポッポ 鈴木博之店長:「私が気合い入れているのがミニ四駆ですね」
伊地アナ:「異質な空間です」
鈴木店長:「ミニ四駆専門店風なアジを出そうと思って」
伊地アナ:「ミニ四駆の部品なんですか? これ全部で何種類?」
鈴木店長:「何百…」
伊地アナ:「こんな品ぞろえしている店あります?」
鈴木店長:「全国でもトップレベルだと思っていますけどね」
「お父さんの趣味」としても、最近人気の高いミニ四駆。特殊な部品を買うために、全国各地から、また、海外からもお客さんが集まります。
伊地アナ:「島田のポッポを目指して、全国だけでなく海外からもお客さんが来る?」
鈴木店長:「そうです」
伊地アナ:「まるで常設のホビーショーみたいな場所ですね」
鈴木店長:「そこが売りだったんですけど、コロナで移動ができなくなって、今までちょっとつらかった」
伊地アナ:「コロナの影響は大きかった?」
鈴木店長:「地元の方々が、その分、すごく支えてくれましたけどね」
ミニ四駆以外にも、ウルトラマンなどの人形、プラレールやミニカーの品ぞろえも充実。子どもから大人まで楽しめる、この店。しかし、今回、思わぬ事態で、その知名度を、さらに上げた形となりました。