熱海市土石流災害から1年半…被災地では黙とう捧げられる 静岡県警は行方不明者の一斉捜索実施

静岡県熱海市の土石流災害から3日で1年半です。被災地では被災者らが黙とうを捧げ、県警が行方不明者の一斉捜索を行いました。

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熱海市土石流災害から1年半…被災地では黙とう捧げられる 静岡県警は行方不明者の一斉捜索実施

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 熱海市伊豆山地区を襲った大規模な土石流。

 消防に最初の通報があった3日午前10時半ごろに、犠牲者を悼んで黙とうが捧げられました。

自宅が全壊した 太田滋さん:
「この風景が日常というか見慣れた風景にだんだんなってしまってそれは非常に残念なことで、自分がどういう生活をこれからここで築いていくかを本当に考えていかないといけない」

 おととし7月の土石流災害では27人が亡くなり、太田和子さんの行方がわかっていません。

 遺族らが前と現在の土地所有者や県と熱海市に損害賠償を求める裁判が始まっていて、司法の場での検証が進む1年となりそうです。

 一方、伊豆山港では県警がおよそ40人態勢で海中や沿岸部を捜索しました。

県警 大原光博本部長:
「未だ行方不明になっているお一人の発見に向けて強い決意をもって本日の捜索に取り組む」