キャンプ地の鹿児島でJ1清水とJ2磐田の静岡ダービーが実現 Jリーグ開幕まで2週間

 Jリーグ開幕まで2週間、キャンプ地の鹿児島ではJ1清水とJ2磐田の静岡ダービーが実現。思わぬアクシデントにも見舞われました。

 互いに鹿児島キャンプの集大成として行われた、エスパルスとジュビロのトレーニングマッチ。

 試合は1本目の16分、ピンクのユニフォーム、ジュビロはコーナーキックから新戦力の江﨑(。これはエスパルスのキーパー、猪越が防ぎます。

 対するエスパルスは27分、こちらも新戦力・中原のスルーパスから、宇野が折り返して、乾。いい形を作りますが、ゴールとはなりません。

 その2分後にも、エスパルスは中原のコーナーキックから、高木。これはジュビロの守護神・川島が右手一本でスーパーセーブ。ゴールを許しません。

 ジュビロも新戦力の倍井がサイドでボールを受けると、キレのあるステップからシュート。両チームとも新戦力が躍動し、見せ場を作ります。

 均衡を破ったのは、エスパルスでした。コーナーキックに合わせたのは、タンキ…! 強烈なヘディングで、エスパルスが先制します。

 続く2本目。エスパルスは乾が中盤でディフェンスをかわして、右サイドの高木に展開。クロスに合わせたのは、またもタンキ…! タンキの2点目で、エスパルスがリードを広げます。

 しかし、このゴールの直後に雷と雨が激しくなり、試合が中断。45分4本の予定でしたが、2本目の途中で打ち切りになりました。

●清水エスパルス ドウグラス タンキ:
「ゴールを決められて本当にうれしかったです。私にとっては初のダービーで2得点、チームに貢献できてうれしいです」

●ジュビロ磐田 川島永嗣:
「今、新しいことに全力で取り組んでいる中で出てきた課題は自分たちにとってある意味ポジティブだと思いますし、やられたことも含めていい意味でここをベースにして積み重ねていきたいと思います」

キャンプ地の鹿児島でJ1清水とJ2磐田の静岡ダービーが実現 Jリーグ開幕まで2週間