県立浜松工業高校の建て替え工事で土壌汚染対策法に係る届け出を提出していなかったことが判明 完成は4カ月遅れる見通し 静岡県
静岡県立浜松工業高校の建て替え工事を巡り、土壌汚染対策法に係る届け出を提出していなかったことが判明しました。完成はおよそ4カ月遅れる見通しです。
工事を巡っては、本来土壌汚染対策法の手続きとして、有害物質使用特定施設の届け出が必要でしたが、静岡県では該当するという認識がなかったため 提出していませんでした。
県によりますと、その後新校舎棟の新築工事に先駆けて実施した新築・解体工事で、土壌汚染対策法に係る届け出をしていないことが判明し、2024年12月に浜松市に提出したということです。
1月浜松市では、工事範囲の土壌に汚染のおそれがないことを確認しています。
手続きが遅れたことで、工事の着手は2026年2月からとなり約4カ月遅れる見込みです。
校舎の完成も約4カ月後ろ倒しとなり2027年の6月末から7月頭となる見通しです。