少雨の影響で佐久間ダムの貯水率が平年の半分程度の26.8%に 6日から天竜川の取水制限の引き上げを決める 静岡県西部5市町
雨が少ない影響で、佐久間ダムの貯水率が減少しているとして、静岡県は6日から天竜川からの取水制限を強化すると発表し、節水を呼びかけています。
天竜川では少雨の影響で、上流にある佐久間ダムの貯水量が減少。
1月21日から、天竜川からの取水を上水道5%、工業用水10%、農業用水10%制限していました。
県によりますと、その後も少雨が続いたことで改善されず、4日時点の貯水率は平年の半分ほどとなる26.8%まで落ち込んでいます。
これを受け、静岡県や浜松市などで作られる協議会が、今後の降水量や天竜川の状況を検討した結果、2月6日から天竜川からの取水制限を、上水道10%、工業用水20%、農業用水20%に引き上げることを決めました。
浜松市、磐田市、袋井市、湖西市、森町の4市1町で上水道の取水が制限されることから、県は各家庭での節水を呼び掛けています。