静岡知事選挙立候補予定者2人が公開討論会でリニア新幹線問題など論戦交わす

6月投票が行われる静岡県の県知事選挙を前に、25日夜立候補予定者の公開討論会が開かれました。

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静岡知事選挙立候補予定者2人が公開討論会でリニア新幹線問題など論戦交わす

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6月の知事選には、4選を目指す現職の川勝平太氏(72)と自民党推薦で元参議院議員の岩井茂樹氏(52)が立候補を表明しています。
公開討論会は、静岡青年会議所が主催したもので、川勝氏と岩井氏が新型コロナウイルスへの対応やリニア中央新幹線工事をめぐる問題などについて、論戦を交わしました。

● 川勝平太氏
「ともかく、今は47項目のうち流量、水量についてだけ議論している。まだ水質や生態系へどういう影響を与えるとか、あるいは残土をどう処理するとか、特に対策が必要な土をどうするのかについては、まともな議論がされていない。議論が尽くされていない以上、しっかり見守る必要がある」

● 岩井茂樹氏
「リニア中央新幹線静岡工区問題に関する私の大前提ですが、『流域の皆さんの理解と協力』。ただいま、科学的なエビデンスという話があったが、科学的な検証と技術的な担保、これが得られない限り工事の着工は認められない」

静岡県知事選挙は6月3日に告示、20日に投開票の予定です。