弾道ミサイルによる攻撃を念頭に静岡県と愛知県の合同国民保護訓練 三河港に武力攻撃の危険が高まり静岡県内に避難者を受け入れる想定

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弾道ミサイルによる攻撃など念頭に、静岡県と愛知県が初めて合同で訓練を行いました。

根方ゆき乃記者
「訓練は、愛知県の三河港に武力攻撃の可能性が高まったことを想定して行われています。今後三河港周辺の住民を受け入れるため、オンライン会議で流れを確認しています」

 今年度の国の重点訓練として、13日県と愛知県が合同で実施した国民保護訓練。

 愛知県をメイン会場に警察や消防など、およそ55の関係機関から250人ほどが参加しました。

 県をまたいだ広域避難の訓練を静岡県が行うのは今回が初めてです。

 13日は関係機関をオンラインでつなぎ、静岡県内6つの自治体に愛知県から避難者を受け入れるとの想定で、避難者数の情報共有や、受け入れ体制の準備などの対応を確かめました。

県危機対策課 津島康弘課長:
「広域連携の重要性を再確認できた。引き続き訓練を通じて得られた知見や改善点を踏まえて、県内市町と連携して国民保護の体制の充実を図っていきたい」