アスリートのセカンドキャリアについて考える 講師はオリンピック金メダリストの高木菜那さん
静岡県磐田市でアスリートのセカンドキャリアについて学ぶ取り組みが行われ、オリンピック金メダリストの元スピードスケート選手、高木菜那さんが自らの経験を語りました。
元スピードスケート選手 高木菜那さん:
「引退したらすぐセカンドキャリアは待ってくれずに来てしまう」
現役引退後のセカンドキャリアを学ぶ取り組みに参加したのは女子サッカーチーム・静岡SSUボニータに所属する大学生の選手です。
アスリートのセカンドキャリアや人材育成を手掛ける企業が開催したもので、まず選手たちは曲線のチャートを使って、過去から今に至るまでの自分の状況を整理します。
コロナ禍で試合や練習ができなかった時期や、試合で活躍したプレーを振り返るなどして、自身のキャリアを見つめ直しました。
講師として招かれたのは平昌オリンピックで2つの金メダルを獲得した元スピードスケート選手の高木菜那さん。
「人生のいい時も悪い時もなぜそうなったのか、原因を考えて、深堀りすることが大切」と若い選手たちに経験を伝えました。
ボニータの選手:
「これまでの人生で間違って間違ったことがないって言葉が心の支えになりました」
ボニータの選手:
「やりたいことが見つけられていないので、この話をきっかけに自分と向き合って、やりたいことが見つけられればいいなと思ってます」
高木菜那さん:
「今できなくてもいいけど、これをどれだけ自分で今考えたか。曲線をもっともっと今から深堀りして行けるかっていうのが、ここからアスリートとしても、社会人になる時でも、この深堀りっていうのはすごく大事になってきます」
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