訓練中の消防士が高さ8メートルのはしごから転落、一時意識不明に 命綱が固定されず安全マットのない場所に 静岡市
静岡市消防局の消防士が、訓練中に高さ8メートルのはしごから転落し、一時、意識不明となる重傷を負っていたことが分かりました。
静岡市消防局によりますと、6月5日、駿河消防署で行われた訓練で、20代の男性消防士が高さ8メートルのはしごから転落し、一時意識不明となりました。消防士の意識は間もなく戻り、命に別状はないということですが、骨盤骨折と外傷性くも膜下出血の重傷を負いました。
消防士は命綱を付けていましたが、固定されておらず、安全マットのない場所に転落したということです。
静岡市消防局は「安全対策に不備がなかったかどうかを確認し、再発防止に努めたい」とコメントしています。