逮捕の運転手が直前に3件の事故起こしたか 信号待ちの男女に突っ込み2人死傷事故 静岡・富士市
静岡県富士市で3日、信号待ちをしていた男女に車が突っ込み、男女2人が死傷した事件で、逮捕された運転手の85歳の男が、直前に3件の事故を起こしていたことがわかりました。
3日午後5時半すぎ、富士市今泉の市道交差点で、信号待ちをしていた男女に乗用車が突っ込み、近くに住む43歳の男性が頭などを強く打って死亡、28歳の女性が軽いけがをしました。
警察によりますと、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕された85歳の男が直前に3件の事故を起こしていたことが新たに分かりました。男はまず、自宅を出る際に車と出合い頭に衝突。さらに停止したこの車に今度は追突しました。その後、男は車でそのまま走り去り、150メートルほど先で歩道の柵に衝突したということです。
警察によりますと、男は飲酒はしておらず、受け答えもできていたということです。