登山者「左胸が痛い」…医師「肺気胸の恐れも」 警察「緊急性高い」とヘリ要請も霧で着陸できず 37歳男性をブルドーザーで救助 静岡・富士山富士宮口

 静岡県側の富士山富士宮口元祖7合目付近の山小屋に泊まっていた男性が、朝、体調不良になり、警察に救助要請がありました。男性はブルドーザーで救助されています。

画像: 資料:富士山

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 救助された京都府の37歳の男性は、15人ほどの富士登山のツアーに参加、28日早朝、宿泊していた元祖7合目付近の山小屋で体調不良を訴え、ツアー関係者が8合目の衛生センターに連絡しました。衛生センターの医師は、男性が左胸の痛みなどを訴えていることから「肺気胸」の恐れもあるとして、警察に通報、警察官が救助に向かいました。警察は緊急性を要すると判断し、静岡県の防災ヘリを要請したものの、霧が出ていて着陸できず、ブルドーザーに協力を求めました。男性は警察官2人に付き添われてブルドーザーで下山、富士宮口5合目で救急隊員に引き継がれ、救急搬送されました。けがはない、ということです。