広末涼子容疑者の自宅を危険運転致傷の容疑で家宅捜索 静岡地検は裁判所に対し勾留を請求し裁判所は勾留を認める判断

広末容疑者を巡りさまざまな動きがありました。傷害容疑で逮捕された広末涼子容疑者の自宅に県警が家宅捜索に入りました。また、地検浜松支部は裁判所に広末容疑者の勾留を請求しています
「今、広末容疑者の自宅の前に静岡ナンバーの車が到着しました。中に捜査員が乗っているものとみられる」
事件から2日。
広末涼子容疑者の自宅に、強制捜査が入りました。
看護師にけがを負わせたとして、傷害の疑いで逮捕された広末涼子容疑者。
ただ、捜査関係者によりますと、10日の広末容疑者の自宅への家宅捜索は、危険運転致傷の容疑で行われました。
搬送先の島田市の病院で事件を起こす前、掛川市の新東名高速上り粟ヶ岳トンネルで、自らが運転する車で事故を起こしていました。
広末容疑者が運転していた黒い車は、トレーラーに追突し前方が大破しています。
現場を撮影した人:
「1台だけすごいスピードで、ズーって走った黒い車があったんです。あの車が事故したんだっていうのは覚えています。車の前に女の人が後ろからバックハグみたいに抑えられているような状態でした。女性はもぞもぞしているような押さえつけられるほどの何かがあったのかなという感じでした」

10日の静岡県警による広末容疑者の自宅への家宅捜索は、1時間半ほどで終了。
捜査関係者によりますと、広末容疑者が同乗していた男性にけがをさせる事故を起こした背景に、違法な薬物や服用していた薬が影響した可能性を調べることが目的だったといいます。
10日の家宅捜索では、違法薬物は見つからなかったということです。
地検浜松支部は10日裁判所に対し、広末容疑者の勾留を請求。
裁判所は10日間の勾留を認めました
当初、気が動転したような状況が続き、取り調べもままならなかった広末容疑者ですが、徐々に落ち着きを取り戻し、会話できる状態になっているといいます。
警察は新東名での事故についても、捜査を続ける方針です。
