Jリーグ発足当初から続く永遠のライバル「清水エスパルス」と「ジュビロ磐田」ルヴァンカップで「静岡ダービー」が実現

Jリーグ発足当初から続く、因縁のライバル関係。「清水エスパルス」と「ジュビロ磐田」ルヴァンカップで実現した静岡ダービーを制したのは!

 キッJリーグ発足当初から続く、因縁のライバル関係「清水エスパルス」と「ジュビロ磐田」。

ジュビロ磐田 ジョン・ハッチンソン監督
「とても興奮している。ファンのためにも良いパフォーマンスを見せたい」

清水エスパルス 秋葉忠宏監督
「ダービーで負けていいゲームはひとつもない/必ずきょうは目の前の磐田をやっつけたい」

両チームが激突する“静岡ダービー”は、サッカー王国・静岡の象徴であり、王国の意地とプライドをかけ、絶対に勝たなければいけない戦い。

 9日、公式戦ではおよそ2年ぶりとなる“静岡ダービー”がジュビロのホーム、ヤマハスタジアムで行われました。

  キックオフ直後から、テンポよくパスをつないでいくエスパルス。

 最終ラインから前線にボールを送ると・・・

 クリアボールにいち早く反応した小竹が、中原との連携でサイドを抜け出し、そのクロスに合わせたアフメドフ!

 なんと開始24秒、キックオフの流れからエスパルスが電光石火の先制点をあげます。

 反撃に出るジュビロは、前半26分。

 川合が前線でボールをキープし、左サイドの倍井へラストパス。

 決定機でしたが、シュートは枠の外。

 一方、追加点を狙うエスパルスは、28分、アフメドフの落としを宮本!

 ゴールに迫ると、前半終了間際、セットプレーから。

 このチャンスは、キーパー三浦のファインプレーでゴールならず。

 エスパルスが1点をリードし、試合を折り返します。

 得点が欲しいジュビロは、後半から古巣対戦となる松原を投入。

 すると、後半8分、その松原を起点にサイドの倍井へ。

 倍井が仕掛け、中にクロス、合わせたのは川﨑。

 倍井の絶妙なクロスから、川﨑の加入後初ゴールでジュビロが同点に追いつきます。

 逆転を狙うジュビロは、後半16分にクルークスと角を投入し攻勢に出ると、後半20分、佐藤のパスに抜け出したクルークス。

 ドリブルで持ち運び、最後は角!

 クルークスのお膳立てからシュートを放つも、シュートはキーパー正面。

 後半35分、ジュビロは左サイドでフリーキックを獲得すると、

 フリーのグラッサがゴールへ沈め、逆転に成功!

 その後も主導権を握り試合を優位に進めたジュビロ。

 守備では、後半エスパルスにシュートを1本も許さず、6年ぶりに“静岡ダービー”を制しました。

ジュビロ磐田 ジョン・ハッチンソン監督
「6年ぶりの勝利を飾れてよかった。特別な素晴らしい水曜の夜になった」

石田和外アナウンサー
石田和外アナウンサー