防災対策が施された新庁舎で開庁式 静岡・焼津市役所 移転完了は10月10日
静岡県焼津市役所の新庁舎が完成し、開庁式が行われました。
開庁式は21日、午前8時半の業務開始を前に新型コロナ対策のため、中野弘道市長ら少人数で実施されました。老朽化が激しい旧庁舎の西側に総事業費98億5千万円をかけて建設された新庁舎は、地上8階建ての鉄筋コンクリート造りで1階と2階の間に免震構造を取り入れています。
漁港から近く海抜が低いことから、防災対策として1階を会議室や展示会スペースとし2階以上に市民課など各課を配置しています。
新庁舎への引っ越しは順次進められていますが、すべての部署の移転が完了するのは10月10日で、その後旧庁舎は解体され駐車場や連絡通路が整備されます。