「事故前後の記憶がない」…体調不良を自覚しながら運転か 66歳男性を危険運転致傷容疑で書類送検 静岡・湖西市

 1月下旬、静岡県湖西市内で、病気の影響で運転困難な状況になり、停止中の大型貨物自動車に衝突したとして、60代の男性が書類送検されました。
 
 危険運転致傷の疑いで書類送検されたのは、湖西市に住むパート従業員の66歳の男性です。警察によりますと、男は1月29日正午ごろ、湖西市で乗用車を運転中、意識を失って、対向車線に停車していた大型貨物自動車に衝突し、40代の女性に軽傷を負わせた疑いがもたれています。

 警察によりますと、男性は持病の糖尿病の影響で低血糖になり、運転が困難な状態になりました。男性は「事故前後の記憶がない。自分の体調不良には気付いていたが、車に乗ってしまった」と供述し、容疑を認めているということです。

 警察は「県内で病気が原因の交通事故が発生している。体調に異変や不安を感じた場合は運転を控えるように」と呼びかけています。

「事故前後の記憶がない」…体調不良を自覚しながら運転か 66歳男性を危険運転致傷容疑で書類送検 静岡・湖西市